C++を学ぶべき3の理由


概要

プログラミング言語は世に多数存在している。その中で自分がC++を学ぶべきと思う理由を以下の3点に絞って説明したい。

  1. 教養
  2. パフォーマンス
  3. 汎用性
1. 教養

C++はC言語にオブジェクト指向を持たせた言語となっており,C++の中でC言語もほぼそのまま使用可能となっている。

そうした背景から,C言語でできることはC++でもでき,さらにC言語には存在しないオブジェクト指向の機能により,文字列処理やスマートポインターなどメモリー操作の扱いが楽になっている。

C言語の側面があるため,よりOSに近いメモリー管理などを意識したプログラミングが必要とされる。これはプログラマーの高みを目指す上では必須の部分であり,C++を学ぶことでプログラミングの教養が必然的に高められる。

また,今もなお新しい規格が登場し,進化を続けているため,現代的なプログラミング言語の機能を一通り学ぶことができる。

そうしたところから,C++をしっかり学んでおけば,他のプログラミング言語の習得もスムーズであり,プログラマーの教養としてうってつけの言語でもある。

2. パフォーマンス

C++は静的型付け言語で,対象のマシンごとに適した形式にコンパイルして実行されるため,実行速度が速く,メモリー使用量も抑えることができるなど,ハイパフォーマンスなプログラムの作成に適している。

例えば,同じ処理を行うプログラムをC++と他の言語で作成した場合,C++のほうが速いことがほとんどだ。同じ静的型付け言語同士で速度を比較した場合であっても,悪くても同レベル程度で済むことがほとんどだ。

とにかく作ったプログラムを少しでも高速に動作させたい場合,C++が第一の候補となるだろう。また,全体のシステムの中で,画像や音声の処理などパフォーマンスが必要な部分だけ,C++で開発するということもなされる。

特にパフォーマンスが重要となるゲーム開発や組み込みソフトウェア開発,データ解析の分野でこの特徴が理由でしばしばC++が採用されている。

3. 汎用性

C++はC言語も内蔵している都合,非常に多くのライブラリーをそのまま扱える。このことがC++の高い汎用性を実現させている。

圧縮や暗号化など,情報処理の根源を支える基盤ライブラリーは歴史的経緯からC言語で開発されているものが多い。

これらの基盤ライブラリーはC/C++以外の他のプログラミング言語から使えることがある。これはその言語用に提供されたライブラリー (言語バインディング) を経由することで実現されている。ただ,元々C言語で作られたものを他の言語から使う都合,文法が合わなかったり,他の言語で使うためのライブラリーを経由する都合,若干のロスが生じる。

そういう意味で,C言語をそのまま使うことができるC++はそうしたロスや文法の違いが問題にならない。
また,万が一言語バインディングが提供されていない場合,別の言語からライブラリーを扱えないという問題もある。

提供されているライブラリーが多いので,これらのライブラリーを使えば,C++でできないことはないのではないかとすら感じられる。

昨今,ビッグデータやAIを用いたサービス開発なども行われるようになってきているが,主要なAIライブラリーの一つであるTensorFlowも大部分はC++で実装されている。

ライブラリーの多さも踏まえて,汎用性においては,数あるプログラミング言語の中でも有数の言語だ。

結論

C++を学ぶべき3の理由を紹介した。

OSの開発言語として使われているC言語にオブジェクト指向を加えて拡張されたという背景もあり,C言語の特徴を継承した汎用性とパフォーマンスを持つのがC++だ。

プログラミング言語の流行り廃りはあるものの,OSに近い処理を行え,パフォーマンスが高いことから,使われなくなることはないと感じている。

時間をかけてC++を学ぶ価値は十分あるだろう。

コメント

  1. […] 前回の「C++を学ぶべき3の理由」でC++を学ぶ意義について記した。 […]

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